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ホルモン補充の影響なのか、しばらく具合の悪かった私。
エストラーナテープを貼り始めてからは体力の低下?を感じ、地下鉄の階段は休憩を入れないと地上に辿り着けなくなっていた。
ただ、たまたま年末年始はお休み続きだったので、その具合の悪さはあまり感じずに過ごすことが出来た。
なので…というのもおかしいけれど、本来の判定日だった1/9が出勤中の中継駅で具合が悪くなりダウン。
どうにか遅刻ギリギリに到着はしたものの、やはり具合が悪くて1日汗だくで仕事をする羽目に。
昨日の1/10は起床時から具合が悪い…。
マイナス判定を受けに行くのがイヤすぎて具合が悪いのか
それとも本当にホルモン剤のしんどさなのかは定かではないが、職場の上司に相談してお休みを頂戴した。(有難いことです)
仕事を早退しての受診の予定だったが、1日お休みになったので少し時間を早めてもらっての受診。
おかげでほぼ待たずに呼ばれた。
受付で、家で尿検査をした旨をお知らせしたので、尿は持参したものの検査はしなかった様子。
私の通院するクリニックでは、中間評価はしないのだが、お願いしてET10に血液検査をしてもらっていた。
結果 HCG 1.0以下 (基準値2.7以下)
全くもって、着床はしてなかった…と。
先生曰く、着床をしていれば、基準値を超えるか超えないかくらいの数値が出ているってこと。
この結果に、なんだか妙にすっきりしてしまった。
もし着床しかけてダメだった…って数値となると、何がダメだったんだろ?と悩むこと必至だからだ。
今、思いつくかぎりの「出来ること」はやっている。
それでも「タマゴがダメだった」のは、もうどうあがいてもどうしようもないことなのだ。
次の移植の予定を立て、そのまま帰路についたが
駐車場に向かう地下道で、つい涙が溢れそうになる。
特に悲しいとかショックってなかったんだけど…。
ただ、やはり心のどこかではミラクルが起きてくれないか、と願っていたのは事実なので、そんなミラクルが起きない現実を受け止めるのはしんどかった。
旦那様が帰宅すると、抱きしめて慰めてくれたが、泣きたくなるので元気なふりをしてみた
どんな顔をしていいのか分からなかったってのもあるけど。
泣きなくなかったし。
晩御飯を食べながら、志村けんの番組を見る(バカ殿様?)
それから「8時だよ!全員集合」の話になって、あの時代の芸人さんって嫌味がなくていいよね、とか
あれを公開でやってたなんてすごいよね、とか
子どもの頃は、よくTVに向かって「志村~!後ろ後ろ!」と演技だとも思わずに必死で声をかけてたよね、とか話していたら
なぜか、急に泣けた。
しかも号泣
口の中に味噌汁入れたままだったので、必死に口を閉じたら、でっかい鼻ちょうちんが出来て、
それがおかしすぎて 号泣しながら爆笑 そして味噌汁を垂れ流す…という大惨事に。
そんな大惨事になっている私のことを抱きしめて「頑張ったもんね、頑張ったもんね」と慰めてくれる旦那様
「私がんばったもーん えーんえーん」と子どものように泣く私。
そうだった。
旦那の前では、泣くのは我慢しなくてもいいのだ。
だって夫婦なんだもん。
「子どもがいなくたって、ずっと仲良く一緒に生きて行こう」と言ってくれる旦那様
一緒に笑って、一緒に泣いて、辛い時は支え合って
この先、子どもが出来ても出来なくても、二人だけの家族だとしても
ずっと仲良く、幸せでいよう。
今回、赤ちゃんは来てくれなかったけど、旦那様との愛情はまた一つ深まった気がする。